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東京猫物語 第八十九話ー⑤ [「東京猫物語・外猫観察記」(管理人著・猫のお話)]

東京猫物語
第八十九話:猫の友ー⑤

猫は臆病で警戒心が強い半面、人が大好きである。
猫は時として嫉妬深い。家族が電話で話していたり、来客に応対していたりすると、割って入り邪魔をする。新聞を読んでいる時も然り。家族が他所の猫の匂を付けて帰宅しようものなら、寄り付かない。走り回って抗議する、サイレンのように唸る。

猫は時としてふて腐れることがある。思い通りにならない時、食事が気に入らない時、等。
そんな時、猫は建具で爪を研いだり、部屋の中を走り回ったり、普段は乗らない食卓に乗ったり、顕著に不満を態度で示す。
粗末
猫は家族を自分の都合の好い方へ誘導し、自分が理想とする世界を作り上げようとする。つまり、家族を上手に支配する。

家族の物は猫の物、猫の物は猫だけの物。
布団、敷物、椅子等。心做しか、猫は新しい物、高価な物を好む。
猫は家族の吹く笛の音は嫌うが、CDの名曲は嫌いではない様子。
猫は頭と心の切換えが早い。無意識、本能によるが、本当に変り身が早い。
気に入らなくて私の膝の上で私の横面を張って逃げたくせに、一分も経たない内にごろごろ喉を鳴らして擦り寄って来る。
(続く)

もうすぐ 完結! 猫のおはなし
もうすぐ 桜、開花?
以上
管理人
2017.3.20

「どこにでもいるような飼主のいない猫たち。彼らのことをよく知るほどに、きっと素敵な猫に魅せられるはず。飼主のいない外暮らしは、猫たちにとって決して楽ではありません。どうぞ、懐いたらお家に迎えてくださいね」

*東京猫物語は1998年から数年間、東京都心の某公園で猫たちを観察した体験に基づく実話です。
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