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猫学のすすめ(猫を知る) ブログトップ

猫の行動学・好みでない食べ物は隠れて食べる? [猫学のすすめ(猫を知る)]

自宅猫さんに限ってですが、あまり好きでないスペシャルごはん(缶詰など)を出され、交換が認められないと悟った時、猫たちは人の前では食べず、誰も見ていない時にそっと食べる傾向にあるように思われます。

多頭飼いのお宅ではまた違うのかもしれませんが。

食卓につく(好物のお刺身の前で)

Image141.jpg(食べなくても卓につく)

(追記):
好みでない食べ物を人の前で喜んで食べ、また同じものを出されると嫌だからでしょう。
猫たちにはそのくらいの知恵は備わっていると思います。
外猫観察記42話:「猫の処世術?義理堅い」では、すでに食事をもらって空腹でない猫たちが、別の人がくれるカリカリを夢中で食べていました。これも猫たちの知恵ですね。
このくだりの詳細はこちら。
http://tochigi-wannyan.blog.so-net.ne.jp/2014-07-05

以上
2014.10.04
管理人

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地球ドラマチック「解明!ネコの不思議」 [猫学のすすめ(猫を知る)]

「解明!ネコの不思議」 NHK ETVの番組

以下の予定で再放送されます。
3月10日 (月)
午前0:00~午前0:45 Eテレ(021)

以下、同番組のHPから:
「約1万年前から人間と暮らし始めたとされるネコ。研究者によるとネコは“小さなライオン”で、野生のハンターだった時代の本能が残っているという。狩りに備えて爪を研ぎ、攻撃前にしっぽを上げて左右に動かす。人間と暮らす中で、飼い主に対して母猫にとる行動をとるようになり、今では人間に対し、20種類もの鳴き声を使い分けるという。ネコの夜のはいかいにも密着。なぜはいかいするのか、秘密に迫る。(2012年イギリス)」

猫のことを理解するために一見の価値ありですね。
以上
管理人
2014.03.03
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猫を知る テレビ番組 [猫学のすすめ(猫を知る)]

猫を知る テレビ番組

NHK Eテレの番組 「極める」:
http://www.nhk.or.jp/program/kiwameru/

テーマは「猫学」(全4回)
今泉忠明先生の解説です。

放送
Eテレ(月):午後10時25分~10時50分
再放送
Eテレ(月):午前11時30分~11時55分

これからは、
第二回 再放送「気まぐれの秘密」
1月23日(月)
午前11時30分~11時55分

第三回 「ネコをあがめた日本人」
1月23日(月)
午後10時25分~10時50分

第四回 「ネコ社会の不思議なしきたり」
1月30日(月)
午後10時25分~10時50分

以上
管理人
(2012.01.18)
 

タグ:猫学

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猫のDVD [猫学のすすめ(猫を知る)]

見てためになる猫のDVD

進化の謎を秘めたネコ

「進化の謎を秘めた ネコ」(NATIONAL GEORGRAPHIC DVD-VIDEO)


「猫の行動と身体のメカニズム、鋭い視覚と嗅覚を使うハンター、
愛くるしいペットへと進化に秘められた謎を解き明かす」

あのM・フォックス先生も出演。
以上

管理人
(100930)





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お薦めの猫本 「常識力@ニャン.com」 [猫学のすすめ(猫を知る)]

猫常識力.jpg

お薦めの猫本です。

「 常識力@ニャン.com 」(監修:小暮規夫氏 講談社)

紀伊国屋さんの御紹介コラム:
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?KEYWORD=%8F%ED%8E%AF%97%CD%81%97%83%6A%83%83%83%93

四(三)択クイズ形式で楽しく目を通せます。
四部構成:
全208問 364点満点: 丁寧で簡潔な解説付き
1 習性や猫の能力
2 生態や行動学
3 病気や法律関連
4 歴史、文学、等

問題(抜粋例):
Q:高齢になった猫の栄養補給として食べさせたい物は?
1 マグロの刺身
2 なまり節
3 うなぎの白焼き
4 鳥のささみ
答えと解説は本書にて。

千代田の地域猫から一部上場企業O社さんの飼猫になった、チイスケ君の主治医さんが監修。
以上
管理人

2010.06.22


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ウィスキー キャット(猫は人のパートナー) [猫学のすすめ(猫を知る)]

== original column : by the cat advocator ==

「ウイスキー キャット(猫は人のパートナー)」:


スコッチウイスキーの銘酒 “ FAMOUS GROUSE “ で有名な グレンタレット蒸留所。
その敷地には猫のブロンズ像が建っています。

猫の名は “ TOWSER “ (雌 1963-1987):
24年間の生涯で28,899匹の鼠を捕らえ、世界一鼠を捕らえた猫としてギネスに認定されました。

ウイスキー工場が近代化されるまで、スコットランドの猫たちは原料である大麦を鼠から守る重要な役割を果たしてきました。
美味しいスコッチが飲み継がれているのも、猫さまたちのおかげです。

スコッチの中で個人的に一番の好みは“ ROYAL SALUTE 21 ”
飲んで酔うほどに、心地良い酔いの世界へ誘われます。
スコッチ
昔は国内価格4万円以上だったので、専ら海外出張の時の免税店買い。
最近はかなりお手頃。依存症にならないように節度を守っています。
以上

管理人
100510


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猫の視力(猫の優れた能力 二) [猫学のすすめ(猫を知る)]

猫の視力(猫の優れた能力 二):

== original column : by the cat advocator ==


惚れ惚れするような 美しい瞳。
大きく、つやつや輝く 神秘的な深い瞳。

瞳孔:
猫の「瞳孔」は大きくしたり小さくしたり、調整が利く。
明るい所では 瞳孔を小さくして(線状にまで)網膜を保護。
暗い所では 瞳孔を大きくして(瞳の90%程まで)光を取り入れる。

タペタム:
猫は暗い所でも見える。
猫は人が必要な明るさの6分の1程度の光量で物が見える。
網膜の裏に「タペタム」という反射板の役割を果たす機能があり、
一旦通過した光を網膜へ戻す。

かん状体細胞:
明暗を受容し、動きを感知する細胞、「かん状体」が多い(人の3倍)。
素早い動きに反応できる優れた動態視力。
動く物は数十メートル先でも見分ける。

両眼視:
距離を正しく計り、物体の形を正確に見分ける。

錘状体細胞:
色を感じる細胞。猫は錘状体細胞が人の5分の1しかない。
猫は赤色が認識できず、黒っぽく(?)見えている。
視力は人の10分の1。(赤字、醜い物を見ないで済む?)

詳細は、別途資料等で。

以上
管理人
10.04.26


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セミナー 「ねこと共に暮らす」 [猫学のすすめ(猫を知る)]

10月12日 虎ノ門にて、「動物との共生を考える連絡会」様主催の知的ペットライフ講座、「ねこと共に暮す 知ろう!ねこの行動学」が開催されました。
約6時間と長時間であるにも関わらず、水越美奈先生のお話は楽しく、聴講してためになる内容でした。関係者の皆様、ありがとうございました。
たくさんのお話の中から、老猫について触れられた内容の一部を簡略に御紹介させて頂きます。

老猫:
「もう年だから」は禁句。
老猫になってからの行動の変化は、病気等が原因になっている場合がある。
(目、耳の能の減退、歯の痛み、高血圧、甲状腺亢進症、腎疾患、身体機能の低下、等。これらが原因となっている場合もある)
健康診断は若い時よりも回数を多く、健康チェックは早めに。

老猫になってから現れる行動の変化:
空間識:
睡眠 一 覚醒周期の変化:
刺激に対する反応性の低下:
飼主との触れ合い、興味の低下、変化(遊びの減少など):
活動レベルの低下:
不安、興奮性(攻撃性など):
排泄の失敗:
無目的な活動:
過剰な鳴声:
11歳から15歳の猫の、28%が上記1.8種類の症状を呈した。
15歳以上の猫の、50%が上記2.5種類の症状。

セミナー等で学習することによって、飼主と猫との幸せな暮らしが得られるようになると良いですね。また、猫や動物を取り巻く社会、福祉について、より深く知る機会になると思います。
今後、別のセミナーや動物のチャリティーイベントも開催される様です。
以上 

管理人
(2009.10.13)


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猫の歴史 家猫と人の関係概史 [猫学のすすめ(猫を知る)]

== original column : by the cat advocator ==

猫の歴史 家猫と人の関係概史


BC7500年 東地中海:
‘’ 9500年前、 猫は人に飼われていた?‘’
キプロス島の遺跡から、猫の骨が発見された。(2004年)
今から約9500年前の地層。人の墓のすぐ傍に、猫は死後のままの状態で埋められていた。

BC1500年 エジプト:
’’3500年前、猫は人に飼われていた‘’
今から約3500年前の壁画に、人の生活の中にいる「猫」が描かれている。リビアヤマネコの一部が家畜化されていた。その後、猫がペットとして暮らしている様子の絵や、聖なる猫の像も発見された。古代エジプトでは猫は神格化され、とても大切にされた。飼猫を亡くした飼主が、眉を落として喪に服した記録も伝えられている。現在の家猫の祖先は、リビアヤマネコであることがDNAの解析で判明している。(日本の対馬ヤマネコ、西表ヤマネコのDNAは家猫と異なる)

1世紀頃 ローマ帝国:
‘’この頃、エジプトからローマに猫が伝わったと思われる‘’
海の商人、フェニキア人がエジプトから持ち出し禁令を破って連れてきた?
ローマでも猫は珍重された様子。その後、猫は世界へ広がる。
エジプト ー>欧州 ―>米国、
エジプト ―>中東・アジア ー>インド ー>中国 ―>朝鮮半島
各地に様々な猫の伝承あり。大切にされたり、邪険にされたり。

6世紀(500年代) 日本: 
‘’猫が日本へ渡った?‘’
仏教の経典、書物等を鼠から守る役割で初来日したと言われる。
仏教の伝来は538年だが、猫の渡来を示す資料は無い。4世紀来日説もあり。
(エジプト ―>中東・アジア ー>インド ー>中国 ―>朝鮮半島 ―>日本?)

6世紀 メッカ(北アラビア半島):
‘’イスラム教の開祖 モハメットは猫を可愛がった‘’
モハメット(ムハンマド)(570年頃-632年)は猫を大切にしていた。外出の折、外出着の上に寝ていた愛猫を起こすに忍びず、乗っていた服の袖を切って出かけたという逸話もあり。開祖に習い、イスラム教徒はおおむね猫を大切に思っていたとのこと。

822年 日本:
‘’「日本霊異記」に猫が登場‘’
猫のお話(フィクション)が書かれている。これより以前、「日本書記」(722年)、「万葉集」(759年)他、著名な書にも猫の記録は無い。

889年 日本:
‘’「宇多天皇の日記」に猫が登場‘’ 
飼猫の様子が記録されている。日本では最初の明確な記録。猫は高貴な家にしかいない貴重な存在、可愛がられていた。その後、「源氏物語」「更級日記」「徒然草」等、著名な書に猫が取り上げられた。猫が官位を与えられた記録もある。

948 ウエールズ(英):
‘’ウエールズ王グッド家のハウエルが猫を大切に扱う法律を制定‘’ 
穀物を鼠害から守る、実益の為。猫の価格が決められ、猫を盗んだ者は罰せられた。英国では久しく猫は大切にされていた様子。

1484年:欧州
‘’中世ヨーロッパ、猫の虐待の始まり‘’
ローマ法王イノセント八世は猫の狂信者を悪魔として火刑、猫も処刑。
中世ヨーロッパでは、猫は魔女の使いとして忌み嫌われた。魔女狩りの犠牲者と共に、多くの猫が殺戮された。そんな中でも、猫を飼う人たちはいた。
16世紀以降、移入された北米でも同様。
その後、18世紀迄、ヨーロッパ各地で無知蒙昧による猫への蛮行は続いた。宗教から社会的な儀式へ、そしてただのゲームとしての虐待。

1602年 日本:
‘’猫を紐でつなぐことを禁止する告知 ‘’
市中に高札が立てられた。同時に猫の売買も禁止された。

1687年 日本:
‘’「生類憐れみの令」発布 ‘’ 
徳川綱吉による法律と処置。殺生、動物の見せ物の禁止、等。人、動物類が対象。仏教の慈悲の教えから、人々を仁徳の心へ導かんとしたが、評判は悪かった。

1738―1894年 日本(群馬):
‘’お殿様の猫絵‘’
群馬は絹糸の産地。養蚕農家は猫を飼っていた。鼠の害を防ぐ為、猫は居なくてはならない大切な存在。上野国(現太田市)の新田岩松家のお殿様は代々猫絵を描いた。猫を飼うばかりか、養蚕農家ではその絵を柱に貼り、鼠除けに信仰した。

1871年 英国:
‘’初のキャットショー‘’
ハリソン・ウイリアー氏が初のキャットショーを開催。山高帽の紳士、ロングドレスの淑女に囲まれた華やかな雰囲気。つい、この前までの虐待が嘘の様。

1909年(明治42年)日本:
‘’猫の飼養奨励(日本)‘’
2月9日付報道。警視庁は告諭を発し、ペスト予防のために猫を飼うことを奨励。東京や横浜で大流行したペスト対策に、ペスト菌を媒介するネズミ駆除を目的とした。ドイツの医学者・コッホが「猫はネズミを捕るが、病気は媒介しない」と、猫の飼養を勧めたことによる。ドイツから洋猫も輸入。効果の検証記録はみあたらないものの、やがてペストの流行は下火に。

2004年 米国:
‘’世界初、クローン猫が販売される ‘’
米カリフォルニア州のベンチャー企業、ジェネティック・セービングス・アンド・クローン(GSC)社が提供。クローンニング料金は5万ドル。2006年には早々に廃業となった。需要が少なかったのが原因。

後記:
飼主のいない猫が殖え、地域で問題となる報道がしばしば見られる。
「野生の猫には餌を与えない」などと、「家猫」を野生動物扱いする愚かな論評も時折ある。ここでは概説のみ。猫の歴史を辿ることによって、現在の猫と人との関係を改めて考えるきっかけとしたい。

以上
管理人


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狂犬病と猫 [猫学のすすめ(猫を知る)]

== original column : by the cat advocator ==

「猫に狂犬病ワクチンは必要か?」:

はじめに、狂犬病とは?:
全世界で毎年約5万人が発症しているウイルス性の感染症。
一度発症すると死に至る、恐ろしい病気。非発症地域国は日本、英国他、一部の地域のみ。

狂犬病のウイルスは人と動物の共通感染症。全ての哺乳類に感受性あり。
犬の他にも猫、アライグマ、スカンク、キツネは人に感染させる危険性が高いとされ、日本国での輸出入検疫の対象です。また、コウモリの輸入は禁止されています。

放浪犬の捕獲とワクチン接種の徹底により、1956年を最後に日本国内の発生はありません。海外で感染して帰国後発症した例はあります。
犬の登録と年に一回の予防注射が飼主には義務付けられ、違反者には20万円以下の罰金が科せられます。放浪犬は捕獲抑留されます。
国内で発症するなどの非常時には、知事による動物の移動禁止等、特別な処置が発令されることもあります。(国内で発症すると、地域の犬や他の動物に対して、かなりの制限が課せられるでしょうね)

掲題の問に対する答え:
2006.01.29:国立感染症研究所国際協力室室長 中嶋建介氏の講演より。

Q:飼猫に通常狂犬病のワクチン接種は必要ですか?

A:必要ありません。
海外では猫から人への感染例はあります。
狂犬病ウイルスが好むのは群れをつくる動物、犬・コウモリ等です。
猫は個々に動く動物。まず、犬を抑えれば良い。捕獲とワクチン接種の徹底が選択されるべ  き対策。日本では狂犬病を根絶した実績があります。
予算と手間という制限がある中で、猫や他の全ての哺乳類をマークする必要はありません。

以上
管理人


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猫の聴覚(猫の優れた能力 一) [猫学のすすめ(猫を知る)]

== original column : by the cat advocator ==


猫の聴覚(猫の優れた能力 一)


「猫はとても耳が良い」:

猫は左右の耳をくるくる動かし、音を拾います。
500~4,000Hzの波長であれば、音源の位置や距離を正確に把握します。
優れた猫の耳は65,000Hz位の高周波迄聞き取りが可能です。高周波音を発するネズミなどの狩りに優れた能力を発揮してきた所以です。
小さな音を効果的に聞き取れる音域は、子猫の啼く音域に近い2,000~6,000Hzです。 (人の声はだいたい200~4,000Hz)。
一部の楽器、電化製品等、ある種の音に対して、猫は不快感を抱く場合があります。
猫の優れた平衡感覚は、内耳にある前庭器官・三半規管の働きによるものです。


実証:

メーカー、車種によって異なる車のエンジン音を猫は区別します。
飼主が車で帰宅する時、駐車場へ到着する前に猫は飼主の帰宅を察知します。

地域猫の世話をしている人たちがいつもの車で出かけると、猫たちが待ち合わせの場所に出て来ます。猫たちは他の車には反応しません。
また、それらの猫たちがどこかへ出かけていても、決まった合図の音によって呼び戻すことが可能です。「合図の音」は、おやつなどとリンクさせて教えます。
人が声を出して呼ぶより、通りの良い音は遠く迄届きます。
本当に、猫は自分に都合の良い事はすぐに覚えます。

室内飼いの猫が屋外へ脱走した時、食事の時の合図の音で一旦は戻って姿を見せました。やんちゃ猫が故意に逃げた場合、外への探究心から捕縛を嫌い一苦労です。
飼猫との「合図の音」は屋内でも使えます。

新しいカリカリ(ドライフード)の袋を開ける時、包装のポリ袋をカサカサ触っただけで、飼猫は音に魅かれて別の部屋から飛んで来ます。同じ場所に在庫のドライフードを保管。そこでカサカサ音がすると、新しく封を切るのだと理解しているようです。同じポリ袋でも、別の場所でたてた音に対しては「自分に関係無い」と、反応は明らかに異なります。

以上
管理人






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三毛猫のお話(毛色の遺伝) [猫学のすすめ(猫を知る)]

== original column : by the cat advocator ==

「三毛猫のお話」
(毛色の遺伝について)


「どうして三毛猫は雌(♀)ばかりなの?」:

===>
猫の染色体は19対38本。性染色体はその中の1対2本。
染色体は1本ずつ対にあり。一本は父親から受け継ぎ、もう1本は母親から受け継いでいる(遺伝)。
性染色体にはXタイプとYタイプがある。Xは長く、Yは短い。
哺乳類の性染色体は、雌(♀)の場合 XX 。雄(♂)はXY 。

猫の場合、茶色を現す遺伝子はX染色体上にある。
(黒色・黒斑もX染色体上にある)
Y染色体は色の遺伝子を持っていない。
茶色と黒色(黒斑)を同時に現すことができるのは、Xタイプの性染色体を2本持っている雌(♀)猫に限られる。
三毛猫の母猫から子猫に伝わる遺伝子は、茶色か黒色かどちらか一色だけ。子猫が三毛猫になるにはもう一色(茶色か黒色)を父猫のXから受け継ぐ必要がある。
白色(白斑)を現す遺伝子は、性染色体以外の染色体上にある。それは両親どちらから受け継いでも、茶色と黒色に合わせて「三毛猫」が生まれる。
白色が無く、茶色と黒色の混じっている猫は「トータシェル」とか「さび猫」とよばれ、やはり雌(♀)である。


「雄(♂)の三毛猫も存在します。上記のお話とつじつまが合わないのでは?」:

===>
滅多にお目にかかることはありませんが、外見上 雄(♂)の三毛猫は確かに存在します。
これは茶色を現す遺伝子X、黒色(黒斑)を現す遺伝子Xを持ち、更に性を雄(♂)に決定する遺伝子Yを持っている猫。「X X Y」、通常より一本多い遺伝子を持つ猫。
性細胞をつくる時に、通常の分裂・生成が上手く働かなかったのでしょう。
雄(♂)の三毛猫には生殖能力は無いと言われていたが、20%くらいの雄三毛猫は生殖可能という米国における調査結果もある様。

以上
管理人





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白い猫(白猫) のお話 [猫学のすすめ(猫を知る)]

== original column : by the cat advocator ==

白い猫(白猫) のお話

白い毛の猫とは? 
1)白色の遺伝子を持つ「白い猫」
2)色素を持たない白子(アルビノ)の「白い猫」
二つのタイプに分かれます。

1)白色の遺伝子を持つ「白い猫」:
白色の優勢遺伝子(W)が一つでも有れば、毛色は白色になる。
白い猫の遺伝子は(WW)タイプと(Ww)タイプの二通り。
有色猫の遺伝子は(ww)。有色猫は白色の遺伝子Wを持たない。
  
両親が白猫(WW)と有色猫(ww)である場合、生まれる子猫はすべて(Ww)タイプ。即ち子猫は皆白い猫。  

両親がどちらも(Ww)の遺伝子をもつ白い猫である場合、生まれる可能性は、白猫(WW)、白猫(Ww)、有色猫(ww)。

両親が白猫(Ww)と有色猫(ww)である場合、生まれる子猫は白猫(Ww)と有色猫(ww)。いずれか一方、または両方が同時に複数生まれる場合もあり。同時に生まれた子猫のきょうだいが白色と有色の場合、(WW)タイプの遺伝子を持つ親はいないと言える。
猫は交尾排卵(交尾、又はその刺激によって排卵が起きる)。同時に生れる複数の子猫たちの父親がそれぞれ違う場合もあり。父親不詳の場合はややこしいですね。

白い猫(WW)の場合、目の色が青色の場合や、「オッドアイ」とよばれる片方の目だけが青色の場合がある。その場合、多くは耳が聞えない(オッドアイの場合、青い目側の耳に異常)、難聴等の聴覚障害を伴う。これはWの変異によって、メラノサイトや他の細胞の発達に異常が生じることが原因と言われています。

耳の障害が有る場合、特に外へ飛び出さないように注意が必要です。
見た目の好みだけで、白い猫の繁殖はいただけません。
(行政施設だけでも年間二十万以上もの猫たちが殺処分されている今日、当ブログは猫の家庭繁殖に否定的な立場にあり)

2)色素を持たない白子(アルビノ)の「白い猫」:
色素をつくる酵素を欠いている。目が赤い。アルビノの遺伝子は( c c )
ウサギにはよく見られるが、猫には稀。
Wの遺伝子は無い。c遺伝子の変異では聴覚障害は起こらない。
アルビノは少ないので、自然界では弱いと考えられています。どこかのお家で暮しているアルビノ猫さんは如何でしょうか?

多くの猫の保護・飼養経験のあるErlnさんによると、「白い猫は他の猫に比べて皮膚が弱く、やや神経質の傾向」とのこと。
無理に太陽光にあてたりせず、室内には太陽光を避けられるスペースも必要。
皮膚に障害が見られなければ、ガラスにUVフィルムを貼るまでは必要ないでしょう。安全・安心して暮せる単独のスペースは必要。(どの猫にも共通ですが)
お家の中で大切に(普通に)暮していれば、特に心配は無いようです。

上記のいくつかの点を除けば、白い猫と他の猫との大きな違いは見られないように思われます。御存知の通り、聴覚障害のみならず肉体的なハンデを負っている猫でも、平均寿命よりはるかに長く生きている場合もあります。

以上
管理人

@@ 今度は三毛猫のお話 @@

タグ:白猫 猫

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猫本 御紹介 [猫学のすすめ(猫を知る)]

== original column : by the cat advocator ==


(絶版・入手困難本を除く、ごく一部です)

「もっともくわしいネコの病気百科 」(改訂新版)
矢沢サイエンスオフィス 編
学習研究社  
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4054030688.html


「 猫物語 」
ジェイムズ・ヘリオット 著
集英社・文庫  
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4087604055.html


「猫のなるほど不思議学 知られざる生態の謎にせまる 」
 岩崎るりは 著
講談社ブルーバックス   
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?KEYWORD=%94%4C%82%CC%82%C8%82%E9%82%D9%82%C7%95%73%8E%76%8B%63%8A%77


「 イラストでみる猫学 」   
監修:林良博
講談社  
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4061537237.html


「フォックス博士のスーパーキャットの育て方―ネコの心理学」
フォックス,マイケル・W.著  
白揚社
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4826990324.html


(犬・猫共通):

「イヌからネコから伝染(うつ)るんです」
藤田紘一郎 著 
講談社  
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4062758512.html
以上、次回は「犬本」を予定。

管理人

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